まっいっか

雑多な日々の彷徨

   

川S事始めをふり返ってみること 

父の日は,悔恨の日

孝行らしきこと
しなかったからなぁ


あっ
母の日もだ
あうっ
それぞれの命日もだ






ある日
実家に帰ると
父は翌日の釣りの準備中

目にした青イソに
さほど興味なく
海行くのかと尋ねた





当時のアタシは
シーズン数回の
南東北の渓流と
週末の東京湾の
鱸釣り
半ドン明けの土曜日の夜の釣行
釣れない釣りを楽しむ
疑似餌アングラーは
虫餌に興味を示さなかったのだ



定年退職した父は
暇をもてあましたのか
実家に売るほどあった
アタシの釣り具を持ち出したようで
さほど時間もかからずに
夜討ち朝駆け
のめり込んでいた



「○○で鱸釣ってくる」





????



そこはアタシも他魚狙いで行く超完全淡水流域


父はボラか何かを鱸と勘違いしていると思った

川で青イソ・・・

侍だ





だが,釣ってきたのは紛れもない鱸

はにかみながらも
少し誇らしげな父の顔





アタシャ
トーゼン
青イソ買って即出撃
房掛けのぶっ込み釣りだ
最初の一投は
なんだか気恥ずかしかったのを
覚えている



初めて釣ったのは
4,50cmほどの川S
完全淡水域だぞ・・・

驚き
長いこと眺め回した


さかなクンさんには及ばないが
釣魚のことは
少しは分かっているつもりだった



何も分かっていなかった


あっもう一匹いた
淡水の魚が好きで
小さい頃から図鑑見ていて
アユカケからオヤニラミまで
知らない魚はいないと思っていた

二十歳の頃だったか
NHKで放映された
四万十川の特集で
後半に出てきたサカナに魂消た
仰天した



閑話休題
話が底抜け脱線ゲームだ

さて
いることが分かれば
出撃の疑似餌アングラー

いやはや
これが釣れない釣れない
時間は朝?昼?夜?
場所は?
疑似餌は?
皆目見当が付かない

最後には
川に入ってきた魚はルアーを追わないとまで思ったほど
パズルの一片を見つけるまでの長かったこと
その行程の面辛かったこと




晩年
入院中だった
父は
ある日

ぽつりと

「釣りは面白いなぁ 
 お前のお陰でいいもの知ったよ
  ありがとう・・・」





いえいえ父さん



アタシこそ
ありがとうございました。





この釣りホント・・・



P1080895.jpg


 












  1. 2012/06/09(土) 20:49:05|
  2. 釣り者

プロフィール

S1 ジェロ

Author:S1 ジェロ
まっ早い話
あれこれ気が多いのよ