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まっいっか

雑多な日々の彷徨

   

水辺の記憶 Ⅷ 

夜川の流水劇場は
16の夏山女魚が
初めてであったが

夜釣りと密漁は
もっと前であったのを想い出した



アタシが通っていた
小学校は
先生方が熱心で
夏休みは
殆ど毎日プールに入れてくれていた

最後の学年の秋
プールが終わると
そこへ
サカナを大量に放した
冬の間にプールの藻をサカナに食べさせ
翌年の夏前に子ども達にお持ち帰りさせるべく
プール掃除の前に
釣り大会を開くという

しかし
卒業するアタシ達に参加資格はない

誰が言い出したかはっきり覚えていないが
晩秋?初冬の夜
アタシ等3人は
プールサイドに立っていた

今は,夜徘徊している子どもは珍しくないが
昭和の男の子
8時過ぎに小学生が外うらうらしていることなんか
御法度の時代
親に何て言って出かけたのか覚えていない
夜に外いるだけで気持ちが高揚


マズメは時合いと知っていたが
果たして
真っ暗の夜にサカナは釣れるのか?

それが驚くほど釣れた
角に陣取り
電気浮きにサシ餌
ぼーっと光る浮子が
次々消し込む
プールサイドに転がっていた
バケツは鮒で満杯

まさに
い・れ・ぐ・い
幸田シャーミン 滝川クリステル風に)

息をひそめて
釣っていたが
大漁に大笑い



二晩,三晩出撃した記憶はあるが
何故行かなくなったかは定かでない

親に夜遊びが発覚したのか
その頃は,住まいでいる用務員がいたので
見つかってしまったのか


でも,
あの夜の空気の居心地のよさは
よーく覚えている



嗚呼

魔性の遊び





Tail handlanding







  1. 2013/12/15(日) 07:16:31|
  2. 釣り者

プロフィール

S1 ジェロ

Author:S1 ジェロ
まっ早い話
あれこれ気が多いのよ